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教えてもらったこと

仕事の必要性から、簿記の本に目を通している。ハッと気づく。私、これやったことある!・・・・それもちょっと勉強したとかじゃなくて・・・・・、仕訳帳とか総勘定元帳とか、自分でつける仕事をしていたことを思い出した。
それは私の一番最初の仕事で、子会社の経理事務を兼任していた時のことだ。といっても勘定科目も非常に少なく、請求も回収も全て自分のいる親会社相手のものであるため、単に記録係に過ぎなかった。
前任者のつけたのと同様に記録するだけだったので、貸方も借方も特に考えずにおこなっていた。時に見たことがないものが出てくると、上司に聞けば「ここにこう書きなさい」で終わってしまった。
ああ、あの時これが簿記というものだと知っていたら・・・・・と、思うが知っていたら私はどうしただろうか?

次の職場の上司H氏から、私は業務知識を書物から得るという手段に気づかされた。
世の中には業界紙というものがあること、この手のものに目を通しておくと、大体のこと、業界の流れがわかるようになることを知る。
また、世の中にはその分野について書かれた本というのが結構たくさん市販されているということも知る。

経験していなくても、自分の努力である程度業務知識を得ることはできるし、それを知った上で仕事をすると、仕事への理解はずっと増して、仕事そのものを楽しめるようになるということにその職場で初めて気がついた。
冒頭の職場にいる時は、残念ながら全くこのことに気が付いていなかった。だから、言われたとおりのことを「よくわかんないなぁ」と思いながらやっていた。ああ、もったいない。

ちなみに、H氏がもう一つ教えてくれた私の人生における大切なことは、蕎麦屋で酒を呑むという楽しみ。
夕方の早い時間から、蕎麦味噌を肴に酒を呑み、最後は蕎麦を食い、さくっと帰る。
ああ、楽しい蕎麦屋呑み。


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