« 2006年1月 | トップページ | 2006年3月 »

2006年2月

on travelling

名刺にon travellingって記している女の子に会ったら、その子に恋せずにはいられないだろう。
だって、放っておいたら、タンポポのタネみたいに飛んで行ってしまうから。
そんなことになったら、たいへん!
(佐伯誠 Bon Bon Voyage! ANA翼の王国2006年3月)

二月の最終日。
機内誌は既に翌月のものが用意されていた。
お気に入りの連載に目を通す。

on travellingと書かれた自分の名刺を想像する。ビックリするぐらいワクワクした。
誰かに恋されなくてよいけれど、渡した相手のキョトンとする顔、すぐに解してニヤリとする顔を見てみたい。
何より、そんな名刺が持ってみたい。

そんな想像をしながら、飛行機の離陸が始まる。
いつもは苦手な飛行機の離陸も、すっかり旅気分なら、いつもよりもずっと楽しい。
厚い雲を抜けると、綺麗な青い空。
いつもよりずっと綺麗に感じられるのは、頭の中に残ったon travellingと書かれた自分の名刺のおかげだろう。

| コメント (4)

妻の愛

「ねぇ、パパ。xxxx病院のそばに、アジアン・カレーのお店ができてたよ。今度一緒に行こうね」
 夫は、背中を丸めて新聞を読んでいる。
妻の誘いに、「うー」と、返事にならない音を発し、新聞から目を話さない。

「こう考えると、私ってどこにいてもパパのこと考えてるのよねぇ・・・・」と言うと、ガバリと起き上がり、「君の言うパパのこと・・・・というのは、パパに何かしてあげよう・・・じゃなくて、パパにあれしてもらおう、これしてもらおう・・・ばっかりなんだよ」と困ったように言う。

「まぁまぁ、それも愛情だよ」と気にせず一蹴。

「ああ、妻の愛が重いなぁ・・・・・」とつぶやき新聞に目を戻す。
我が家リビングでよくある一コマ。

| コメント (0)

風邪

先週から、娘が風邪をひき、学校も2日ほどお休みしていた。(学校に連絡しようと緊急連絡網を見ていたら、間違えて担任の先生のご自宅に電話してしまい、娘に無茶苦茶馬鹿にされた。こういう失敗がいくつになっても減らないのは、何故だろう???)

その風邪がうつったらしく、昨晩眠っていたら妙に首のあたりがすぅすぅして嫌な感じだった。起きたらぼんやりしている。
熱は微熱。こういう風邪は一番治り難くて面倒くさい。ぱーっと熱が上がってくれると楽なんだけど。

朝御飯を食べて、風邪薬を飲んで、本を寝室に持ち込んで、寝ては読み、寝ては読み。雨の音が聞こえる。
風邪薬がもたらす独特の頭のぼんやりぐあいが、何だか久しぶりで楽しい。
だらりだらりと、過ごす日曜日。
ぐちゃぐちゃなリビング。本の散乱する寝室。
「だらしない」調和が気持ち良い。

<更新のまとめ>
・coaching--- 想像力の使い方
・coaching--- 心と身体
・yoshikoo's bookshelf--- 自分を変える気づきの瞑想法―やさしい!楽しい!今すぐできる!図解実践ヴィパッサナー瞑想法
・yoshikoo's bookshelf--- ベンチャーキャピタルからの資金調達術 VCがお金を出したくなるビジネスプランのつくり方
・yoshikoo's bookshelf--- 一日江戸人

| コメント (0)

楽しいこと3つ

愛犬ちゃむの3つの楽しみは、朝ごはん、お散歩、夕ごはんの3つ。シンプルだ。
「3つしか楽しみがないってどうよ?でも、毎日3つあるとも言えるね」と、洗い物をする夫に話しかけると、「君はどうよ?」と訊かれた。

ふーむ。
ご飯、お風呂、夜ベッドにもぐりこむこと。
「あ、私も3つだ!」

「幸せな人だなぁ」と言われた。妙に満足。

| コメント (0)

このところ、ジョギングにプラスしてラジオ体操に参加している。
自宅前の公園では、毎朝有志によるラジオ体操が1年を通じて行われている。

今年に入ってから、肩こりがひどい。痛くてだるくて気持ちが悪くなることも少なくない。
マッサージだけではどうにもならず、鍼か整体にでも行こうかなと考えながら、何となく億劫になっていて行く機会をうまく自分から作り出せていない。

試しに、と週末だけでなく平日もラジオ体操に参加するようになったら、全身を伸ばすというのが良いのか、全体の身体のギシギシ感が随分ととれてきた。
おかげで、どうやら痛いのは肩ではなく、首なのだというのもわかってきた。

参加している人は年齢の高い方が多いが、身体に良いからというだけでもなく、そこで他の参加者とのおしゃべりをするのが、楽しみななのだろうと思われる人もかなり多い。
段々に挨拶を交わす人が増えてくるのも楽しい。
朝のこの時間は、みんな気持ちに余裕があるようで、とても気持ちの良さそうな表情をされている人が多いのも、見ていて気持ちが良い。

ラジオ体操というのはやってみると、空を見上げる体勢を取るものが結構多い。
背中をぐぅっとそらして、空を見上げる。
案外普段の生活で空って見ていないものなんだな、と気がつく。
何となく前方の空を見て、ああ、今日はお天気が良いなとか悪いなとか普段の生活では思っているだけで、自分の頭の上の空を見上げるこってそれほど多くないんだな・・・と。

ピーター・ビアードは、どうしてアフリカなの?と訊かれると、だって、ゆっくり呼吸ができる。なにより、たっぷり隙間があるからさ・・・とうんざりしながら答えたそうだ。

どういうわけか背中をぐぅっとそらして、空を見上げるたびに、この話を思い出す。

| コメント (0)

新聞を見ていたら、詩人の茨木のり子さんが亡くなられたとのニュース。
彼女の詩に存在するきりりとした何かを思い出し、久しぶりに彼女の詩が読みたくなった。
不思議だけれど、詩集というのは例え既に読んだものであっても、Amazonで頼むのではなく、本屋で自分の目で選びたい。
今週はどこかで本屋さんに足を運ぼうと思う。
ご冥福を祈る。

自分の感受性くらい 茨木のりこ

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

| コメント (4)

古都

土曜日の夕方、錦糸町の駅は相変わらずにぎやかだ。バレンタインのチョコレートの店頭販売や、大挙して飲みにでかけると思われる人々、明日の競馬の予想を声高に話す人々・・・・。
二月の夕方にしては暖かい空気を吸い込む。

家までの帰り道。
大きなパチンコ屋のところに、貼られているポスターにふと目をやる。この辺りにダイニング・バーができたらしい。
「おっ、どこだろう?」と少し熱心に目を向けると、ポスターの一番上に「古都・錦糸町に・・・・・OPEN!」という記載。

『古都』・・・・・?????。
この言葉は、私の中では京都とか、鎌倉なんかに使う言葉なんだけれどなぁ。私の理解が間違っているのかしら?

錦糸町に古都ってどうよ?この繁華街に、古都?と思いながら、周囲をぐるりと見回す。
東の空に、丸い月が綺麗に浮かんでいた。
月が見えると急に街も静かに見えるのが不思議だ。
あ、月が綺麗だと、なんか古都っぽいかも。

私の古都に関する考えも相当に怪しい・・・・。

| コメント (0)

コイニオチル

「コイニオチタ」。目が覚めた時にそう思った。「故意に落ちた」じゃなくて、「恋」。
夢の中で私は確かに恋に落ちたのだ。

そうそう、恋に落ちるというのはこうだったと思いながら、私は夢の中にいた。
こんなに自分にぴったり合う人には逢った事はないという感覚。
些細な言葉の一つ一つが本当に嬉しくて楽しい。
つまらない話でもいくらでも喋っていたいという気持ち。

こういっちゃなんだけど、お馴染みの懐かしい感覚を私は夢の中で存分に味わって、「そうだった、そうだった」と膝を打ちたくなるような気分でいた。

目が覚めて、恋に落ちるというのは、現実社会ではなくても夢の中でも結構満足しちゃうものだな・・・・と妙に納得した。

ふと、時計に目をやると夫が家を出る時間の10分前。
隣で深い寝息をたてる男は、目覚ましを止めて、二度寝したらしい。
「さっさと起きろー!朝飯どうすんだ!」と怒鳴る。
怒鳴り散らした男は、かつて恋に落ちた相手だった。
多分、私の記憶に間違いが無ければ・・・・・。

コイニオチル・・・・・それ自体、夢みたいに儚いものなのねとしみじみ思い、朝御飯ができるまで・・・・と犬と再度布団にもぐりこむ。
この温かい布団があれば、恋はなくてももういいや。

| コメント (0)

コピー機

大量の資料をコピーのソート機能を使って15部ほど出そうとしたら、何とうちの会社のコピー機にはソート機能がないことが判明。
コピー機そのものも大容量に適していないので、しょっちゅう詰まらせながら、ようやくコピーが完了したものを手で各部に分けていく。
久しぶりにこういう仕事をした気がする。社会人になって最初の頃は、コピー機にはソート機能も無いし、もちろんステープルで止めてくれるなんて機能もなくて、こういうことは結構しょっちゅうあった。

派遣社員だったこともあるけれど、社員であってもそもそも女性はアシスタントの仕事ばかりという時代だったので、会議に出る人などほとんどいなかった。だから、その会社が何をやっているかというのは漠然とは知っていても、会社の直面している問題なんて全くわからなかった。
こういう資料のコピーを通じて、自分の会社が今どんな状態なのかを知ったものだった。そういう意味でコピー取りというのは、結構面白い仕事だった。

その頃のOLは皆自分なりに事務をこなす上での得意技を持っていた気がする。
データ入力が早い人。新聞記事のコピーをうまく真中にまっすぐに綺麗にとれる人。ファイリングの上手い人。字の綺麗な人。伝票を数えるのが早い人などなど・・・・・。

根っから粗雑で不器用な私は、随分あちこちの職場でお局と呼ばれるお姉様方に注意され、それと同時にどういうわけか、大変可愛がられたものだ。
「yoshikooちゃん、伝票はこう数えるのよ」「yoshikoo、入力はここを起点にしないと、文字と数字が混在して遅くなるでしょう」
お姉さま方の張りのある声を思い出しながら、コピーした資料を分ける。

そういえば、その昔パソコンのインストラクターをしている時に、よくコピー機が詰まると呼ばれたものだ。「インストラクター=機械に強い」という図式があったようだ。
全然関係無いけどなぁ・・・・と思いながら手を真っ黒にして、時には火傷をして、詰まった紙を取り出したりしたものだ。

そんな懐かしいことを思い出した月曜日の午前中。今週の仕事がまた始まる。

| コメント (0)

モンゴル料理

土曜日に夫とぶらぶらしていて、見かけたモンゴル料理屋に急に行きたくなり、本日の夕飯は急遽、亀戸でモンゴル料理。
夫の愛読誌dancyuにも出ていたらしい、そのお店はどうも池袋のお店の二号店らしい。店内にはモンゴルの美しい民族衣装があちこちにかけてある。

お料理はとにかく羊。羊。羊。匂いの苦手な人にはつらいと思うが、お肉自体にはそう癖がないので比較的苦手な人でも食べやすいと思う。
味付けのベースは全部塩。モンゴルの岩塩らしいが、この塩が味が深くて美味しい。
夫は牛乳酒なるものに手を出していたが、これも美味しかったらしい。

お料理が出てくるのが遅いので、今日ぐらい空いていると良いなぁと思うのだが、自宅に帰ってネットで検索したところ、結構あちこちで取り上げられているらしい。
次回は混んでいるかもしれない。

自宅でご飯だと、パーっと食べ終わってしまうが、たまの外食だとあれこれとお喋りも楽しめるというのが楽しい。
子供の小さいうちは、周囲に迷惑もかかるし、何より自分達が落ち着かないのでほとんど外食につれていかなかったが、そろそろこういう時間が増えても良いかもしれない。
と言いつつ、一番のネックは私が自宅のご飯が何より好き!ということだったりする。

<本日の更新>
・How to improve my English--- フォーチュン・クッキー

| コメント (3)

美容院にて

久しぶりに娘と一緒に美容院へ行く。
昨年、最後に美容院に行ったのは11月。長かった髪のパーマの部分を切って、随分とすっきりした・・・・・はずだった。
もう出張もほとんどないから・・・・と思い、パーマを止めたが、これがもう面倒くさくてしょうがない。髪を直すのに朝から時間を取られるなんて、私にとっては無駄以外の何ものでもないので、ちょっと悔しいがまたパーマをあてることにした。

ヘア・マニキュア+パーマ+カットなので、とにかく時間がかかる。RSSの本も段々退屈になってくる。暇つぶしに携帯からMixiにアクセスすると、東京電力のIHのCMでおばあちゃま役をやっている江波京子はyoshikooにそっくり!という書き込みを発見。

それってどんなCMだ?と気になるが、何せTVを見ない私はよくわからない。
隣にいる娘に書き込みを見せて、「どう?お母さんに似てる?」と聞くと、「えー、髪の長い人でしょう。品が良すぎる。ありえない!」だそうだ。ふーん、と思っていると、娘が「ちょっと待って。今の書き込みもう一回見せて」というので、再度携帯を渡すと、「あー、おばあちゃんね、あ、似てるかも、声低いし、口でかいからね」だそうだ。
ちなみに私が似ていると言われる芸能人は皆、声低くて、口がでかいのである。つまり、それが私の特徴なんだろう・・・・・。

自宅に戻り、早速インターネットで見てみる。あー、このシリーズ見たことあるわ。
私このシリーズ見て、このおばあちゃんはうちの母親に似ている!と思っていた。
服装の感じとよい、喋り方といい、髪型といい・・・・・。
自分で誰かに似てるって言われても、自分の外見と人に与える印象が良く分からないからなんとも言えないけれど、母親とは確かに似ているなと自分でも思うんだから(ショー・ウィンドウに写った自分が母親そっくりで愕然とすることが結構ある)、きっとこれは似ているんだと思う。

興味のある方は、http://www.tepco-switch.com/から、Switch!スペシャルコンテンツでこのCM見ることができます。

<更新のまとめ>
yoshikoo's bookshelf--- 1時間の仕事を20分で終わらせる―ダンドリ上手になる技術
coaching--- 勝ち越すという発想

| コメント (4)

ある日の金曜日

疲れてくると、そろそろ休みなさいサインが出てくる。私の場合は、めまい→足がつるというのが、そのサイン。
あ、めまいの回数が増えているな週末はゆっくりしよう・・・・と思っている矢先。

朝は直行の時以外は、娘と一緒に出るようにしている。8時に家を出て、婦人科に薬をもらいに行く。この病院は先生がとても丁寧に見てくださるので、いつもものすごく混んでいる。とはいえ、8時半前というのは受付開始前なので、まだガラガラ。それでも2,3人の人が既にきていた。

薬をもらうだけなのに、なぜか処置室に呼ばれる。?と思いつつ、扉を開ける。おなじみの看護婦さんから、「先日の健康診断の結果どうでしたか?」と聞かれる。そういえば、先日何かの検査を受けていってくださいといわれた時に、病院がすごく混んでいたこともあって、会社の健康診断で受けるからその結果をお持ちしますと言って、逃げてしまったのだ。

健康診断は予約を入れていたものの、プロジェクトが佳境に入っていてキャンセルし、結局受けていないことを伝えると、「じゃぁ、今日は採血をやっていってください。そうしないとお薬は渡せません」と言われてしまい、そのまま血を採られてしまった。
めまいのする時に・・・・・これはきつい。

案の定、しばらくするとふらふらしてきた。
病院を出るとまだ9時。このままイベント会場に行っても早すぎる。これまたお馴染みの喫茶店に立ち寄ることにする。どちらにしろ、駅に出るにはその店を通るのだ。

久しぶりに立ち寄る喫茶店は何だか懐かしい。いつものロッキングチェアに座って、煙草にマッチで火をつけるとようやくホッとして、大きなため息が出た。馴染みの場所独特の安心感に包まれる。
いつものミルクティーに少し多めにお砂糖を入れて、本も読まずにぼんやりとお茶を飲んでいるうちに身体も温まってきて、元気が戻ってくる。

それにしても、最近喫茶店というものに入らなくなったなとしみじみ思う。知らない喫茶店に入るなら、ついドトールやスターバックスに入ってしまう。行きつけの喫茶店があるという人もきっと減っているんだろう。それは、社会の忙しさを反映しているようで少し寂しいことのような気がする。
そんなことを思いながら、久々の喫茶店を後にする。展示会の最終日はやっぱりお天気が良くないとね、と思いながら、空を見上げる。

| コメント (0)

« 2006年1月 | トップページ | 2006年3月 »