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2006年3月

てれび

ランカウイの人たちは、テレビが好きだ。
ここの人たちの家は、とても大きくあちこちが開いているので、風が通りやすく、そして中が丸見えだ。

車で家やお店の前を通ると、みんな食い入るようにテレビを見ている。
すごく真剣だ。

そういえば、日本人だって、昔はもっとテレビを真剣に見ていたような気がする。
一家に一台のテレビの頃は、皆でテレビを見た。
だから、番組だってみんなで見ることのできる番組を選ぶものだった。時には、我慢したり、時には譲ってもらったり・・・・。
家族の団欒の道具だった時期が確かにあった。ちゃんと記憶にある。
その頃は、私だってテレビの番組表を記憶していた。

皆がバラバラに一人ずつ好きなものを見るようになってくると、テレビは家族の団欒を邪魔する悪者、時間の無駄遣いの代表・・・・・みたいになってきた。

でも、テレビがやっていることは別に何も変わっていない。
テレビは良いものでも、悪いものでもなくて、テレビはテレビなんだな。
当たり前のこと。

ここのテレビはモテモテだ。テレビもさぞや居心地が良いだろうな・・・と思いながら、夢中になってテレビを見ていた子供の頃を思い出す。
私もテレビがだいすきだった。

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年明けからずーっと肌の調子が悪い。
それほどちゃんと手入れをするタイプじゃないから、しょうがない・・・・と思いつつ、今回は長いなぁ・・・・・・と。

頬骨の周辺がひどくかさつく。
こんなケースは今まで初めてだ。

滞在先のホテルでスパに行こう!と出発前に決めた。
いつもそう思って出るんだけれど、南の島に着くとそれだけで満足しちゃって、得意の「ま、いっか」で終わってしまい、結局行かないことがほとんど。

でも、今回は違う。今回はスパに行って、ここらでちゃんと肌を癒してあげなくちゃ。

二日目の朝。
いきなり肌のトラブルが全部なくなっていた。
何これ?
それから、日に日に肌の調子が良くなってくる。

んんんんんんん。そんなわけで今回もスパには行かず。

スパは都会の生活にだけ必要なものなのかなぁ。
んんんんんん。

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居場所

40代になったら、海外に住むのも良いかもしれない。随分前からそう思っている。
行くなら早いほうが良い。後になるほど適応する気力と体力が減っていく気がするから・・・・。
住むなら、暑くて、人がニコニコしていて、食べ物が美味しくて、物価が安いところが良い。ランカウイならピッタリだ。
こう見えても結構真剣。
夫と一緒なら、大概の場所は大丈夫だと根拠無く思う。何となく。

そんな思いを抱えてランカウイにやってきたら、何となく違和感。
ああ、私の場所はまだまだここじゃない。
あの人の多い場所と忙しい毎日の中でまだ私のやることがたくさんある。
いつもいる毎日が、今、自分がいるべき一番正しい場所だということを、身体ごと強く感じた。

新しい仕事はなかなか慣れなくて、もしかして私は間違った場所にきてしまったのか?と思うこともしばしば。
間違っているのは場所じゃなくて、違う何かだ。
多分、やり方とか物の見方とか、もしかすると自分の仕事のスタイルが今はまだ手探りだから、なんだかしっくりしないのかもしれない。
色んな見方がある。
でも、場所が間違っていなければ何とかなるはずだ。

私の暮らす場所、日々を過ごす場所は、まだまだあの街で、あの毎日か・・・・・と残念に思う。
そのくせ、そのことに妙に満足する。まだまだやることがたくさんあるな・・・・と。

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気持ち。

人間と話ができる「りかさん」というお人形と女の子の話を飛行機の中で読んだ。
誰かの気持ちに寄り添うということについて、あれこれと考えた。

妻の死を看取る一人の男の話を読んだ。
何度も読んだ小説だけれど、夫が今回の旅行に持ってきたので、また読んだ。
SMの女王のユーカさんはもうSMの女王をやめたいと訴える。泣きたい時に泣ける生活がしたいって・・・・。そう言いながら泣いていた。

相手の気持ちに添いすぎたら、自分の気持ちに添いすぎたら、サラリーマンとしてうまくやっていくのって難しいよなって漠然と思った。

ただ思った。
そのことについてどうにかしたいとは思わない。
そのことについてどうにもならないとも思わない。
ただ思った。
それだけのこと。

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あまいくうき

飛行機のタラップを降りる。
ランカウイの空気を大きく吸い込む。
ああ、空気が甘い。甘い。これだ・・・・という気がする。

南国独特の湿度、自然の濃い感じ。
よくもまあ、1年も我慢できたものだ。

身体中から、力がぬける。
甘い空気に自然と身体をあずけてしまう。

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たびのおとも

心配性でついつい数が増えてしまう。
行ってみたら、ぼんやりするだけかもしれないのに。

イラクの小さな橋を渡って

むくどり通信 雌伏篇

ミス・ジュリア 真夏の出来事

アジアロード

むくどり通信 雄飛篇

南の島のティオ

りかさん

地下街の人びと

孤独な旅人

路上

Goal-free Living: How to Have the Life You Want Now!

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本探し

ちょっと久しぶりに娘と外出。
皮膚科まで、バスでお出かけ。道すがら昨日の卒業式の話など。
私達の頃は、セーラー服のスカーフやら、学ランの第二ボタンやらを憧れの先輩にもらうのが卒業式のお決まりだった。
同じ中学校とはいえ、今は制服も変わってしまった。
今は、女子ならリボン。男子ならネクタイだとか。

「私もリボンもらったんだ。先輩に・・・・」
憧れてた先輩なんかいたっけ?と怪訝な顔をすると、「ほら、ちょっと壊れてきちゃったから・・・・」なんとも実用的な理由。

皮膚科に出かけて薬をもらい、マクドナルドでお昼ご飯。
なぜか娘は、私の子供頃の話が好きでいつもその手の話をねだる。
今日もバレンタインデー/ホワイトデーにまつわる過去を話すと、爆笑しながら「お母さんって本当子供の頃から駄目なんだね」だって。大きなお世話である。

その後、本屋さんで旅行にもっていく本を購入。
5冊の文庫本(+NANAの新刊)を抱えて、大満足の様子。本には甘い。

夕食後、買ってきた星 新一の短編を1冊だけ読もうかなぁとうるさいので、読むと全部読んじゃってランカウイに持っていく本がなくなっちゃうよと忠告。
忠告を聞きたくないので、でもー、とかうだうだくねくね。
「そうなんだよなぁ。お母さんの言うことって最後はいつも正しいんだよなぁ。止めとけって言われたことは止めといたほうが良いことばっかりだよねぇ・・・・。どうしてもどこの家のお母さんもそうなのなかなぁ・・・・」
と言われてしまっては、何だか可愛いではないか。

娘と本の話がするのは、私の好きな時間の一つだ。
彼女の一番好きな小説は「サマータイム」
私もとても好きな小説だけれど、登場人物と年齢が近い娘の感じ方と、そこを通り過ぎてしまった私とでは響く度合いは大きく違うだろう。
これからまだうんとたくさんの響く本に逢えるだろう。
私が彼女の本探しを手伝えるのはいつまでだろうか・・・。

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ちぇっ

友人が旦那様の転勤で北海道に行くことになってしまった。
うまく言えないのだが、一言で言うと「ちぇっ」という気分である。
もっと一緒に遊ぼうと思っていたのに・・・・。
遊んでいる途中に、その子のお母さんが迎えにきて急に帰っちゃった感じ?
何だかすごく、尻切れとんぼな感じ。

銀座のお洒落なお店で3人でご飯を食べて、お酒もご飯もお喋りも美味しくて楽しくて、でも何かがひどくざわつく感がずーっとあって・・・・。

ご飯を食べ終わって、お店を出て二人が握手しているのを見たら、なんだか「もう!」と地団駄を踏みたくなるような気分になった。

タクシーを降りて、公園を抜けて我が家に帰る道。「ちぇっ」という気分が抜けない。
こういう時にかぎって蹴飛ばせるような石も空き缶も落ちていない。
「ちぇっ」って感じだ。

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和顔施

強い風がふくけれど、暖かい一日。
犬と散歩に出かける。

あちこちで咲いている梅をのんびり眺めている人をたくさん見かける。
花を眺めている人は、みんな微笑んでる。しかめ面をして花を眺めている人というのは、あまり見たこと無いなぁと当たり前のことに気づく。

先日読んだ「ありのまま」という本に、出ていた「和顔施(わげんせ)」という言葉を思い出す。
優しい顔をして誰かに微笑むことで、その人の心を温かくできたら、それだけで「布施」になるんだそうだ。

梅を眺めながら、微笑む人を見て、その通りだなと思う。笑顔を見るのは気持ちが良い。
いい言葉だなと思う。

<更新のまとめ>
・中央大学通信教育日記--- 再開
中央大学通信教育日記--- 卒論準備
・yoshikoo's bookshelf--- 川本裕子の時間管理革命
・yoshikoo's bookshelf--- イン・ザ・プール
・yoshikoo's bookshelf--- ありのまま―ていねいに暮らす、楽に生きる。

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春の夜

大学の図書館で文献検索中。夫からのMailがやってくる。
「ノンノン(娘)が、泊まりに出かけたよ~。夕飯どうする?」だって。
飲みに行くに決まってる!

いそいそと帰り支度をして図書館を後にする。
調子がイマイチなので、あんまり遠くは面倒だ。地元でゆるゆるすることにする。

前日、夫が出ていた飲み会。「何を食べたの?」と訊ねると、「とうにゅうしゃぶしゃぶ」と言われ、一瞬理解できず、「え?風俗?」と言ったら、「なんでそうなるんだ?」と笑いながらも大いに呆れられた。「豆乳しゃぶしゃぶ」だそうだ。
でも、何か語感が風俗っぽいよね(←まだ言ってる)

こういう低級な話をしながら、ゆるゆると下町のごちゃごちゃした飲み屋で、豚足などにかぶりつきながら酎ハイを2時間ほど飲む。
最後の会計は、店の女の子の伝票記載ミスらしく二人で4000円代だった。多分6000円は超えているはずなんだけど・・・・・。

得しちゃったね~と大騒ぎしながら、暖かい夜道を歩く。
あそこの電柱までとねだっては、おんぶしてもらう。本当に酔っ払ってても、大して酔っ払って無くても、二人で夜歩いているといつも大変な酔っ払いみたいだ。だから、娘が一緒だと飲みに行かない。親としての尊厳が保てないからね。

朝御飯のパンを買いに、コンビニによろうという夫。面倒くさがる私。
「明日の朝は、カリカリにトーストした薄いパンに、バターとメープルシロップをどっさりかけて食べよう」とメープルシロップに目が無い私に巧に誘いをかけてくる。
誘惑に負けて、結局コンビニまで引きずられてしまう。まぁ、いいや、西村しのぶの連載立ち読みできたから。

お留守番をしていた犬が、玄関まで走ってくる。昼間した犬のシャンプーの匂いが気持ち良い。

しあわせな春の夜。あとはお布団に入るだけ。

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言葉づかい

随分、昔の話。友人が転職初日で会社を辞めてしまった。
一体どうしたことか?と思ったら、職場で交わされる方言が、自分には物凄くきつい言葉に感じられて、とても続けられないと思ったかららしい。

誰しも言われたくない言葉、呼ばれたくない呼称というようなものがあって、周囲から見ると、え?そんなことぐらいで?と思うが、本人にとっては、その度に大きな傷を受ける。

「駱駝の背中に藁を1本」という話を聞いたことがある。
駱駝の背中で担げる重さは決まっていて、それ以上になると、たとえ藁1本分の重みだとしても駱駝は耐え切れず潰れてしまうんだそうだ。
臨界点とか、しきい値みたいなものを表す、たとえ話として、時々思い出す。

この人の藁は何だったんだろう?と、いろんな場面で考えることがある。
できれば、藁に気づく人でありたいと思っているが、潰れてしまったのを見てから、この人の藁は何だったんだろう?と思うことが増えているような気がする。

普段の言葉遣いは、相手の荷物を増やしたり、減らしたり。
心の中の幸福のバケツなんていう本も、あったなとチラリと考える。

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ベトナムコーヒー

急にベトナムコーヒーが飲みたくなった。
こういう欲求には、恥ずかしいぐらい、とても弱い。
あのコンデンスミルクの甘さと苦いコーヒーの組み合わせが頭から離れない。

日が少し差してきた窓辺の席で、あまいあまいコーヒーをいただく。
ドリップが終わる時間を待つ。スプーンで混ぜるとコンデンスミルクが下から徐々に上がってくる。
あー、これこれ、これこれ。

週の半ば。甘いものが少し必要な時間。

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確定申告

1日お休みをもらって、確定申告。別にお休みをもらわなくても処理できるんだけれど、何となく毎年の確定申告は、夫と二人で休んで出かけ、税務署の親切な指導に感謝しながら、お店でお昼ご飯を食べる。

毎年、税務署で書くところから全部指導してもらっているんだけれど、今年はインターネットから、書類作成用のフリー・ソフトをダウンロードを使用して作ったら、あっという間に美しくできて、とても満足。

最大で140万までの稼ぎなら、夫をちょっと控除対象に入れられるらしい。夫に確認すると、ほんの数万円だけオーバーしていた。なんてもったいない(涙)
来年は200万以上稼ぐか、140万以下にして欲しいもの。
きっとこういう抜けが多くて、我が家は無駄な出費が多いような気がする。

先週末からずーっとひどく胃の調子が悪いので、お昼は胃にやさしいお粥をいただく。お昼ご飯を食べて、自宅に戻り、何だかひどく疲れているので犬とひたすら眠る。
起きたら夕方だった。

そんなこんなで、今年も無事に確定申告終了。毎年、年末調整は私の誕生日プレゼントということでもらっているが、今年は額が多いのでこれからタフな交渉になりそうだ。

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ふきのとう

春の我が家の定番。ふきのとう味噌が食卓に出された。
今年は、大阪出身の元同僚が暮れに送ってくれた雑煮味噌というのを使って作ったらしく、いつもと違ったほんのりとした甘さがまた美味しい、

口に広がる、ほろ苦い感じと香りが、ああ、春がきたなと感じる。
何かが食卓にのぼることで、毎年の季節を感じることってすごく大切なことなんだろうなって思う。

沈丁花の蕾も膨らみだした。そういえば、昨日は春一番。

明日の朝ごはんは、白いご飯と一緒にこのお味噌をいただこう。

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楽しい土曜日

いつからだろうか?毎週末のお休みに、「待ちに待った!」という修飾語がつくようになったのは。

ゆっくりと朝寝坊。ゆっくりお風呂に入る。今、お風呂で読んでいるのは「ライフバランス」。私には文章がすんなり入ってきにくいのだけれど、内容は気に入っている。

夫と犬の散歩に出かける。日差しが暖かくて気持ち良い。先週まで蕾も固かった梅が綺麗に咲いている。
暖かいので犬の足運びもリズミカルだ。犬の背中から、「楽しいなぁ」というのが伝わってくる。

自宅に戻り、ナンバー・プレートが何故か傾いてしまっている愛車のミニで、タイ料理屋へ行って腹ごしらえ。それからジムへと出かける。
随分と久しぶりのジム。身体を動かすのは、錆びた機械に油を挿すような感じ。

買物をして、DVDを借りて自宅へ戻る。
今日の夕食は、私のリクエストで冷たいパスタ。食事を終えて、ワインを飲みながら、娘と夫と3人で、借りてきた「Ray / レイ」を観る。悪くないけれど、期待したほどじゃなかった。ちょっと残念。
その上、買ってきたワインが、白はまぁ値段相応と言う感じだったが、赤がビックリするぐらいまずい。
「これだけ、ひどいのも珍しいねぇ」と笑いながら、ワインを空ける。
まずいワインを笑えるのは、家ならでは。

楽しい土曜日。待ちに待った土曜日。

<本日の更新>
・yoshikoo's bookshelf---14歳の子を持つ親たちへ

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