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2006年6月

雨の日曜日

雨の日曜日。ちょっと遠回りをして公園を通って帰る。
やっぱりいたいた。
雨の日は、鳩や烏の代わりに鴨が芝生でくつろいでいる。

鴨がよちよち歩くのを見ていたら、雨で外に出られない我が家の犬の不満げな表情を思い出し、猛烈に会いたくなった。
急ぎ足で帰る。

ドアを開ける。
そんなに尻尾振ったら千切れちゃうよ。
いつも心配になり、何となく苦笑いになってしまう。

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どようび

午前中はコーチングとお掃除。
お昼から、ノンノン(娘・中学3年生)と買い物&美容院というのが本日の予定。

学校指定のいくつかの品を買い、ユニクロで買い物しまくり(たくさん買い物したね、って思っても12,000円というのがすごい)、ファミレスでお茶をして、図書館に立ち寄り、美容院へ出かける。

遊び方が何となく妹と遊ぶのと似ている。
そういえば、よく妹ともこんな風に遊んだ。ノンノンがまだ保育園に通っていて、私は派遣社員だったので、仕事と仕事の合間は、当時学生だった妹とよくお茶を飲んだり、ウィンドウ・ショッピングをしたり、だらだらと遊んだものだ。

美容院は夕方の予約だったので、夫を呼び出し、ノンノンのリクエストでお好み焼屋さんで夕食。
こうして振り返る何とも盛り沢山な一日。

珍しくお昼寝もなし。

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避難場所

江國 香織の小説が好きな理由における大きなものの一つは、登場人物がお風呂を愛している点だろうなと思う。

日々の生活はささやかな幸せがたくさんあるけれど、それと同時にたくさんの棘のようなものも無数にある。
一つ一つはささいなことでも、時々どうしようもなくうんざりしてしまうこと、疲れてしまう日もある。

気分が鬱々としたときは、長々とお風呂に入る。ハーブのバスソルトがあればとても嬉しいが、お湯だけのお風呂も清清しくて好きだ。
お湯だけのお風呂に長い時間入っていると子ども頃の学校のプールをいつも思い出す。

まずはじっくり温まる。
本を読み出す。疲れているときはゆっくりした本ばかり。
お風呂にやってくる本は大体決まっているので、カバーは湯気でふにゃふにゃになっている。
ふにゃふにゃの本は妙に愛着があって、どうにも捨てられない。

すぐにのぼせてきて、バスタブの縁に腰掛けて本を読む。しばらくするとまた寒くなってきてお風呂に入る。そんなことを飽きるまで繰り返す。
飽きるまで繰り返してようやく出る。

身体から力が抜けると、鬱々としたものの輪郭がなんだかぼやける気がする。何も解決していない(そもそも気分の問題であることが多いし・・・)。
でも、輪郭が直線でなくてぼんやりしてくれば、自分もそこにつかまらない気がする。

自分なりの避難場所というのは、多々あるけれど、その中でもお風呂の存在は私にとってとても大きい。

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神保町

一人で行く場所として、一番好きな街は、銀座でも表参道でもなくて、神保町。
子供の頃からずっと好きな場所。
今も新宿線沿線だけれど、子供の頃から実はそう。

小学生の頃、週に1回御茶ノ水のYWCAの英会話に通っていた。
そうして、神保町という本屋のひしめく街にすっかり魅了されてしまい、そこから20年以上、私はこの街が大好きだ。
英会話をさぼって、大きな本屋で本を見て回った。(←このツケは大人になって回ってきた)

中学生になると、買った本をファーストフードのお店で読むことを憶えた。
高校生になると、読む場所は喫茶店に変わり、現在に至る。

神保町に行くときはいつも一人だ。

本の品揃えが好きなのは、東京堂書店。多すぎもせず、少なすぎもせずというのが好き。改装前のお店のほうが実は今でもちょっと好き。
三省堂はちょっと本が多すぎるのと照明が明るすぎる。でも、やっぱり好き。ここの文房具売り場が小学生のときは大好きだった。
書泉はブックカバーが昔から好き。文庫本を買うなら、ブックカバーが好きだからという理由で書泉に行ってしまう。

お気に入りの喫茶店は、TAKANO、古瀬戸、さぼうるあたり、他にもあったけれど、なくなってしまったお店もある。

雨の日は、どういうわけかTAKANOが好き。
ここのお店の明るい雰囲気は、とても健全な気がする。雨の中でも明るい場所があることにほっとするのかもしれない。
そんなわけで今日はTAKANO。
お供は大好きな内田樹先生の「子どもは判ってくれない」

仕事の資料作りと卒論格闘の合間の休憩時間。
己の頭の悪さを恨みつつ、やっているうちに少しずつ判ってくるときのあの光の見える瞬間は、苦労が多いほど幸せ。

とはいえ、美味しい煙草とシナモンの香りのするミルクティーそれに大好きな本を読むという、全く苦労の無いごくごく単純な幸せ。

どっちも大事で、どっちも好き。

「何が一番好きですか?」「人生で一番大事なことはなんですか?」「人生でどんなことを成し遂げたいですか?」
そんな大きな質問に答えられるような明確な答えを私は持っていないので、回答はいつも「特に無いですね」ということになってしまいがち。

一番は特にない。でも好きなものはたくさんある。

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運動会

入梅宣言も出てひょっとして雨?と心配したが、ノンノンの中学校最後の運動会は晴れ間も出て、暑い日となった。

私と夫の姿を見つけるやいなや、ものすごく苦い顔をして見せたノンノン。(この苦い顔見たさに学校行事についつい足を運んでしまう、私達)
写真を撮られるのを嫌がるノンノンをフェンス越しに盗撮したり(←なぜ、そこまでして・・・・)、あっという間に午前中も終わる。

午前中の競技を見終え、夫と前から行きたいと話していた近くの薬膳カレー屋さんにチャレンジ!
当たりだった。
暑い日だもん!もちろんビールも。

お店を出たら、猛烈に眠くなってきた。「てもみん」みたいな感じで少しだけ眠れる場所ってないかなぁ・・・・、誰かそういうベンチャー立ち上げてくれ・・・・と思いながら、また時間も早いので、とりあえず本屋にでも・・・・と歩くが、新しくなった駅ビルに足ツボマッサージを発見。すぐにできるとのことで、これまたチャレンジ。
夫は足ツボ初体験。
今週は歩き回ることが多くて、ふくらはぎがだるかったけれど、おかげですっきり解消。

「なんか今日の私たちって王侯貴族のように贅沢ね」と夫に話しながら、中学校へ戻る。
途中、ラブホテル発見。
「大失敗だわ!眠たいんだから、ラブホテルに入れば良かったんだ!足ツボ一人分の料金だよ3時間で!」というと、真顔で夫は「誰かに見つかったらどうするんだ!」と叱る。
「へ?だって、別に誰かに見つかったって、30歳過ぎて誰に怒られるのよ。それも結婚してるのに、なんか問題?」というと、「そういう問題じゃないだろ~」と返された。
ダメかなぁ?

午後からのメインは、何と言っても伝統の3年生女子による「荒城の月」。
勿論私も20年前踊りました。
といっても、振り付け違うし、既に制服も替わってしまったけれどね。
「イマドキの子」達ではあるのだけれど、なんだかすごく熱入れて頑張っていて、最後は涙ぐむ子が多かったりするのを見ていると、ああ、青春ねぇ・・・・等と感じてしまう。

やっぱり一日立ってみているのは疲れる。今日は暑かったしね。
自宅に戻って倒れるように、ベッドへ。
自分が活躍したかのように充実感のあった土曜日。

それにしても中学校は3年間しかないので、小学校と比較すると本当に短く感じる。
あっという間に綺麗に色がついてしまった今の時期の紫陽花みたい。毎日見ているはずなのに、あれ?という感じ。

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音楽

朝から、書斎にこもって卒業論文と格闘する日曜日。

先日土曜日に夫の後輩が我が家へやってきて、披露宴でかける音楽の相談にやってきた。
相談相手はもちろん夫なのだけれど、何曲かクラッシックやいわゆるヒーリング・ミュージックも取り入れようかということで、私のCDも何枚か出しておいた。

リビングのテーブルに出しっぱなしのCDを眺め、久しぶりにGeorge Winstonのアルバムを手に取る。
Autumnは高校時代に繰り返し聴いた。
楽譜も手に入れてピアノにも何度も向かった。来日すれば、コンサートにも足を運んだ。

気分転換に勉強をしながらCDをかける。歌詞のない音楽は引きずられにくいものの、やはりこのぐらい何度も聴いたアルバムだとつい懐かしくて引きずられてしまう。

仕方なしに、SIMPLY Baroqueに換える。チェロという楽器の出す音はとても好き。
気持ちの良い音が書斎に広がる。

Yo-yo Maのチェロが流れると、何となく書斎に高級感が漂う。
葉巻でもふかしたい気分?
それにはまずお掃除しないとね。
いやいや、まずは卒論だってば!

しなくていいことばかりしたくなる日曜日。

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お葬式

お葬式

思うところあって、また「7つの習慣」を読み直している。
この本の中に、自分の葬式を想像してみるという話があり、その時自分が参列者や家族からどういう風に言ってもらいたいか?というのを考えてみる・・・という話がある。

私はかなり明確なお葬式のイメージを自分で持っている。
時期は真夏。もう無茶苦茶に暑い夏日。
参列者はハンカチで額の汗を拭きながら、「暑いなぁ」「暑いですね」とその日の暑さのことしか口に出せない。(そういう暑さの日ってあるでしょう?)

そして、喪服で迷惑そうな顔をする。
「よりによって、こんな日に葬式なんて・・・・」
「あの女、最後まで迷惑かけやがって」

勿論、一人も涙ぐまない。全員私のことを「あの馬鹿女・・・・」と思っている。。

このことを考えるたびに私は心の底から浮き浮きするのだ。

ちなみにこの葬式が、いつだか映画で見たような、田んぼのある畦道を黒縁の額に入った私の写真とか、なんかそういう小物(←葬儀に詳しくないのでどんなの持っているか良く知らない)を持って、喪服の一団が迷惑そうな顔で汗かきながら歩いている光景だったら、最高だと思う。

背景は真っ青な空。日本のお葬式は美しいなぁと私は空からニヤニヤと眺めていたい。

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主役

今日は夫と犬の誕生日。
そうはいっても全く平日モードで、特に何かあるわけではないんだけれど。
そしてなぜか、今日の主役は、夫でも犬でもなく、娘ノンノン。

なぜなら、山ほどのお土産話を持って修学旅行から帰ってきたからである。
ちょっと調子を崩したので、出先から早めに退席し夕方少し横になっていたところに、娘が帰ってきた。
そこから荷物も片付けず、ベッドに腰かけ、機関銃のように、いかに京都が暑かったか、同じ班の男子は傍若無人な態度だったか・・・・、食事は変だったとか・・・・しゃべりまくる。
夕飯の席でも話は止まらない。仲良しのこと、あーした、こーした、先生は頭が禿げているので、あぶらとり紙が山ほどいる・・・だの、東京駅からの帰りもいかに大変だったか・・・などなど。
挙句の果てには、「全然、面白く無かったよ。お寺ばっかりだもん」だそうだ。

そういえば、この子は小さいとき、私の手をしっかり握りながら「ノンノンね、おかあさんのこと嫌いだからね」と言いながら、歩く子だった。

あの時、握っていた汗ばんだ小さな手はすっかり大きくなってしまったけれど、全く変わらないものというものが確かにあるようだ。

今日は東京も暑かった

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