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2006年11月

風邪

急に寒くなったせいか、起きようと思ったら寒気がして動けず、今日の鎌倉訪問は取りやめ。 帯揚げを染めにいこうと思っていたのに残念。

一日中ベッドの中でうつらうつら。
目を覚ますと、本を横になったま読み、疲れてまた知らぬうちに眠る。
読んでいた本は、ヒルティの「幸福論」と山本周五郎の「青べか物語」を交互に読み、我ながらすごい取り合わせだ・・・・と思いながら、どちらも熱のある頭になんだか妙にはまるのだ。

まったく生産的ではない一日というのが私は結構好きだったりする。

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学校説明会

お天気が良くて、寒い土曜日。
母子ともになぜかいまいち熱くなれない高校受験。
この時期になってようやく重い腰を上げて、私立の入試説明会に参加。

途中のお店でとても素敵な土鍋を発見。
説明会の説明をぼんやり聞きながら、あの土鍋買って帰ったらパパに「また、無駄遣いして!」と怒られるだろうなぁと想像する。

説明会終了。
聞いている限り、とりあえずは入れそうだけれど、大学進学の気の無いうちの娘には、入学後のカリキュラムはオーバー・スペックな気もする。
とはいえ、大した授業をやらない私立に高いお金を払うのも馬鹿馬鹿しいかな。
まぁ、本命は都立だからな・・・・・。またそのうち考えよう・・・。

あんまり寒くて、帰りはコンビニに飛び込んでホカロンを購入。手だけが温かくても結構温かく感じるものだねぇと。

途中でごはんを食べて帰ろうかと思ったけれど、説明会で人あたりしたのか、何だか二人とも疲れて、コンビニでなんか買って、家でだらだら食べようという結論。
こういうところはとても気が合うわたしたち。

陽のあたり南向きのリビングに家に帰り、犬に顔中なめられる儀式を終えて、お昼御飯を食べる。
セーラー服と機関銃の録画を見るノンノン。
「この歌なら、カラオケで歌えるわ」というと、「お母さんのは、そんなのばっかり」と笑われる。

土曜日のヒトコマ。

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呪文

私の片付け方は、人間関係でも仕事でも雑務でも「乱暴で大雑把」の一言に尽きる。
あたりまえだが、こんな片付け方はうまくいかないことが多い。
焦って逸る心を落ち着ける。自分自身につぶやく。

「ゆっくり焦らず丁寧に。
ゆっくり焦らず丁寧に。
ゆっくり焦らず丁寧に・・・・・。」

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だらだら、めろめろ、よわよわ・・・・・

「調子が悪いので今日はだらだらしても良いですか?」とたずねると、「別に、いいよ」ということだったので、うんとだらだら。
出かけた疲れか、風邪なのかとにかく調子が出ない。

いいよ・・・・といわれると、ああ、わるいことしたなぁと思う。
これが、「何言ってるんだ。家の掃除・洗濯をしろー!!」なんて言われたら、「もう、二度とやらない」と思うだろう。

心を入替えようと100回ぐらい誓ったお休みの日。

先日は、かかってきた電話がPHSの番号だったので、頭から夫だと思い「ああ、パパ、今ね・・・」と甘えた声で喋ってしまい、男友達にとんでもないところを知られた気分だったのに。
ちょっと背中の凝った部分など押してもらったり、おいしいペンネ・アラビアータなどをつくってもらったりすると、あっさり陥落してしまう。

犬には『めろめろ』で、夫には『よわよわ』、娘には『ふ、ふーん♪』・・・というのが、私の毎日である。

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ボジョレー・ヌーヴォー

ボジョレー・ヌーヴォー解禁日。
元上司が日本に出張でやってきた。ちょいワルおやじで、ジローラモ氏の34倍ぐらい渋くて、センスが良いスペイン出身の50代後半男、フェロモン出まくり。すべての女性は自分に惚れていると信じているが、彼を嫌う女性は少ないだろう。
私もそんな一人。

彼の滞在しているホテルの下にあるチャイニーズ・レストランは、味はお気に入りだが、サービスは垢抜けないという痛し痒しな店。
そこで、解禁となったボジョレー・ヌーヴォーを飲み。久しぶりのランチ。

話題は私が最近まではまっていたメキシコの女性画家フリーダ・カーロから、ブラジルの作家パウロ・コエーリョへと飛ぶ。彼の本は1冊しか読んでいない。
「By the River Piedra I Sat Down and Wept」を読んだというと、「どう思った?」と聞かれたが、この感想は難しい。かなり宗教をベースにおいた本なので、何となくうかつなことは言えないし、記憶もかなり前で薄い。おそらくそれきり1冊しか読んでいないということは、私はそれほどこの作者に惹かれなかったのだろう。

ボスはしばらく考えて、「もう一度読んでみなさい、今のyoshikooなら見えることがたくさんあると思う」と言う。
それから、「ガルシア・マルケスの『100年の孤独』は読んだかい?」と聞かれたので、私はそのノーベル文学賞作品は、長くて重くてあっさりと挫折した旨を暴露した。
それより何より彼がその作品を読んでいるのが意外だった。
「100年の孤独も読むといい、今ならきっと読める」

その後は仕事や同僚の話。他人はともかく、とにかくこの人は働かない・・・・。私の知る外国人の中でもトップクラスである。
映画も本もたっぷり読んでいて、いつもセンスの良さを小物にまで光らせておいて、ワインも大好きなんだから、働く暇なんてないよなぁとおかしさがこみ上げてくる。

身体と自分をとにかく大事にしなさい・・といつもと同じ台詞を最後に、私たちは道を別にし、私はその足で紀伊国屋に向かった。
百年の孤独は、在庫がなく、何冊かのパウロ・コエーリョの本と、カズオ・イシグロの文庫を買い、自宅に戻った。

『ピエドラ川のほとりで私(わたし)は泣いた』(By the River Piedra I Sat Down and Wept)を気がついたら、泣きながら読んでいて、そのまま眠った。

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小さな小さなプレゼント

半身浴は私の毎日の日課だ。
コントレックスの入ったボトルと、読みたい本を持ってお風呂に入る。
みぞおちまでのお湯に入りながら、本を読み、水を飲む。

今は南の島にいった気分で池澤夏樹の「マシアス・ギリの失脚」を読み返している。

その前は、「花を運ぶ妹」を読んで、まだ訪れたことの無いバリにそう遠くないうちに絶対に行こう・・・・と考え、汗をかきかきコントレックスを飲んでいた。

「マシアス・ギリの失脚」は本当にうまく組み立てられている物語だ。作者にとって、これを超える物語はまだ出てくるのかな、そんなことを考えながら汗を拭く。
ふと後ろのページを見ると何かはさまっている。

Evason Hua Hinの栞だった。あのプールヴィラは本当に素敵だった・・・・としばし思い出す。
そういえば、夫はあの時この本を読んでいたような気がする。

旅行に行ったときは、そこにある何かを栞にする。それは航空券の半券だったり、部屋にあるポストカードだったり、色々だ。

旅の後、自宅に戻って本を読み返したときに、そういった旅のささやなかものを見つけるととても幸せな気分になる。
自分と家族へのさ小さな小さなプレゼント。

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きものとえるめす

着物ばかり着ていると、今度は洋服を着るのが億劫になる。
そもそも洋服を買う気がしなくなってしまうので、手元に流行にあったものがないというのも一つ億劫になる理由かもしれない。

その点、着物は帯でも着物でも小物でも、その後来年もそのあともずーっと身に着けることができるので、買えばどんどんと着られる幅が出てくる。

洋服だとなかなかこうはいかない。どんなに高い服もお洒落に生きようと決めたら、多分寿命は2年。
「定番」なんていう言葉にだまされて思えば随分と散財してきたけれど、黒のジャケットにしたって、ウエストのラインや、丈の長さ、古いものはどこか垢抜けなくなるようにうまくできている(商売人向けに)。

唯一、時を重ねられるものと思っているのが、私の中ではエルメスのスカーフ。なんだかんだと縁があって、毎年1枚ずつ増えてくる。昨年はパリのホテル内のエルメスで1枚。今年は母から1枚。来年はどこからやってくるだろう。

長く使えるものに心が惹かれるようになってきたのは、物を増やしたくないせいだけでもないような気がする。

久しぶりの雨の日。いろんなことが頭に思い浮かぶ。これはそのひとつ。

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筝の音

母の知人が出るからと筝の演奏会に誘われ、筝だけの演奏会という催しに行ったことがないので、いそいそと出かけた。
母の知人というのだから、会社近くの公民館レベルかと思いきや、紀尾井町ホールだというので、なんちゃって着物でいくつもりだったが、慌ててシビラのワンピースに着替えて出かける。

静かでひょっとすると少し退屈かと、内心心配もあったが演奏会はとても熱の感じられるもので、ボレロにも匹敵するような激しい部分もあり、目も耳も大変満足した。
筝というものの和音がそんなに身体に気持の良いものだとは知らなかった。

四ツ谷へ戻る道。上智大学や教会を抜けて夜風が軽い興奮を冷ましてくれるのがまた心地よい。身体に気持の良い印象の残る一日。

その日の大学の試験ことを忘れることに決めてしまえば・・・・・。

高畠一郎 箏 リサイタル~ つたふこころ ~

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染めもの

随分と前から愛用しているUNTITLEDにニットの白いワンピースにお茶をこぼしてシミをつけてしまった。そんなわけで外では着られないが、着心地が良くてらくなので、手離せずにおいていたのだが、そういえば・・・と思い出し、染色教室をしている祖母のところで染めてみることにした。

染めもの初挑戦。
染め物はなかなか道具と場所を用意するのが難しいということがよくわかった。
祖母のところは2階部分を全部稽古場にしているし、流しは大きいしやりやすい。
黒に染めようかと思ったのが、黒は一番染料が難しいというので、濃い茶色に染めてみた。もとの毛糸にあったラメは綺麗に残り。
全く新しいニットのワンピースが復活した。
以前のものよりも良いぐらい。手をかけるとますます愛がわく。
ハンガーにかかっているのを、吊るして眺めているととても嬉しくなってくる。

さて、問題は・・・・・、身体の線が出やすいニットのワンピースが着られるように、自分の身体を何とかしなくては・・・・お湯にかけてさっと染料を溶いて・・・・・、ってな具合にはいかないんだなぁ。これが。

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