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車窓

岡山からの帰り。

新神戸の駅で2歳ぐらいの男の子とお母さんが、反対側のホームから一緒に新幹線を見ていた。
ああ、いいお母さんだな・・・と思った。
私はそういうことがあんまり得意じゃなかった。
立ち止まって何かを見ることに付き合えなかった。
どうして20代はあんなに「時間がない」と思う毎日だったんだろう?
子供に対する口癖は、20代のときは「早くしなさい」、30代になったら「まぁ、いいんじゃない・・・」に変わった。
今の年齢でまた一人子供を育てたら、どんな風に育てられるのかを自分自身で見てみたい・・・という野望がどうも捨てられない。

京都の駅の反対ホームで、着物を着ている女性を見かけた。
八掛けは錆朱無地のように見えた。
袷の季節なのだということを思い出した。
久しぶりに紬の着物を着て、友人と食事に行こうかと着物をあれこれ頭の中で引っ張り出す。まだ手を通していない小紋もあったはずだ・・・・・。
ふと足元のTUMIのバッグが目に入り、今月中に仕上げなければならない大学のレポート締め切り(5通)、スクーリングへの参加、そして試験を思い出した・・・・・。
そしてまた今週は、先週に引き続き睡眠も満足にとれないほど仕事が忙しいのだ。

はぁーっとため息をつく。
駅で買ったビールはもう空っぽ。
車内販売を待つ。


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