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心底楽しい読書とは

4時半起床。
営業同行からスタートして、打ち合わせを4件。対面のコーチング1件。Skypeコーチング1件。
私にとっては、忙しい一日で、心身ともに久しぶりにがっちり疲れた。

トータルINPUTは2時間と少なめ。
これだけ仕事しちゃうと、移動時間のINPUTもする気力がなくなるのでまぁそんなもんでしょう。
内訳は30分新聞、22分英語、残りが読書。

積読になっていたホーフスタッターの「アメリカの反知性主義」を徐々に読み始めているが、これがすこぶる面白い。
定価5000円超え、活字は二段組でハードカバー、みすず書房、書かれた時期は1963年とくれば、まぁどれだけ重厚で難しい本なのか…との印象を抱くが、実際に読んでみると非常に論旨が明解でわかりやすい。

古典とか名著とかってそれだけで敬遠しがちであるが、本質的なことがシンプルに書かれていて、その思想が生まれてきた背景が懇切丁寧に書かれていることも多い。
そして何年も読み継がれている本には、やはり深いものが含まれている。

反知性主義については、2015年に出版された森本あんり氏の「反知性主義: アメリカが生んだ「熱病」の正体」が、ちょうどその時代を覆い始めている日本の状況と重なったこともあり、かなり売れて、反知性主義という言葉も少なからずブームのような形になった。

私もこの本を読んで、とても面白かったし、知的好奇心も刺激され、たくさんのことが知りたくなった。
でも、この本を読みながら、何度も考えさせられたり、自分の中に何か大事なことが溜まっていく感じは残念ながら得られなかった。

例えてみると、日本で書かれた本は、砂浜で足をひたして、たまには海っていいなぁ…ぐらいの感じだが、ホーフスタッターの本は深海までもぐって、こんな世界があったのか…というような感じだろうか。
おいおい、これってどこまで潜れちゃうの?という恐怖と好奇心を楽しみながら毎朝少しずつ読んでいる。
こういう読書は心底楽しい。












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