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マネジメントになるための必須条件

昨日は、10時から顧問先の業務スタートで、夜は歓送迎会への参加もあったから、往復の通勤を入れて12時間を少し超えている時間を使った。
歓送迎会のスタートは6時半と早めで、お店のシステムで2時間制だったし、そう通勤に不便な場所でもないのに半日完全に仕事に取られるというのに愕然とした。

私にとってこういう日は滅多にないわけだが、普通に会社に勤めていたら、そもそも通勤時間を含めると10時間取られるという人は決して少なくないのではないかと思う。
それが5日間続き、さらに時折飲み会などもあったりすると、「仕事もプライベートも充実!」なんていうのは、私からすると相当丈夫でエネルギーがないと無理ではないかと思うのだ。

朝の瞑想中にふと、自分がイライラしたり、ピリピリしたりしていると周りの人も萎縮して辛くなると当たり前のことが思い浮かんだ。
私の周囲で常に一緒に仕事をしている人というのは現在いないけれど、周囲に人が多かったときももちろんあって、思い出すと反省すべき点がいくつも浮かんでくる。

顧問先で見ていると、どんなに仲の良い職場でもみんな上司の機嫌を伺っているのはオフィスの席にしばらくいるとよくわかる。
そう考えると人の上に立つ人というのは、人格者で自分の機嫌をきちんとコントロールできる人がなるべきなんだな。
マネジメントに昇格させる際に、実績だけでなくそういう点も考慮すべきな気もする。

会社員時代は、要領が悪い人やら仕事のできない人にイライラすることが多かった。
まぁ、自分が常に気が急いているからだ。
何度も同じような内容のメールを送ってくる人とか(一本にまとめて、一回だけ出してよ!)、営業に行くのにろくに資料を用意してこない人とか(しかも、資料がないとまったく喋れない)、会議の際に余計なことを喋って突っ込まれる人とか、山のようにイライラすることがあった。
今考えるとレベルの高い会社だったから、要領の悪い人がすごく目立ったのだと思う。
仕事のやり方がスマートな人が周りに多かった。

フリーランスになって、顧問として色んな会社と組織の中と外みたいな立場で関わるようになって、とにかく色んな人がいて、色々と見ているうちに性格的にとんでもなく意地悪とか高圧的とか、周りが困るぐらい不潔とか、周囲の人間をバカにすることで自分の地位が高くなると思っている人とか、うまくいかないことは何でも他人のせいして、美味しいところだけ自分の手柄にする人とか、色々な人と接するようになると、人間性がまともなら仕事のデキなんてどうでもいいかな…と思うようになってきた。

おかげで人の仕事ぶりを見てイライラさせられることがなくなった。
まぁ、これは自分が四半期単位で成果を厳しく求められる仕事ではなくなったというのも大きい。
不思議なものだが、ゴールがセットされて、バンっとピストルがなるとそのゴール自体正しいのか?ということを考えることもなく、とにかくゴールに向かって制限時間以内に到着することが、人生の何もかもに優先してしまうのだ。

 私のように条件反射でそうなってしまう人に、いくらワークライフバランスがとか、身体を大事にしないと‥という話をされても、頭では理解しても走ってしまうのだから、こういう人はそういう職場から物理的に離れるしかないのだと思う。

物理的に離れるというのは、とっても大きい。
そういうのを精神力でなんとか抑えようとすると、他の部分での精神力が足りなくなるので、人に不親切になる。
自制心は有限だそうだ。

イライラしている人にあったら、よくわからないが何か不幸な人だと思ってほぼ間違いない。
自分も経験しているので、イライラしているご本人に同情はできるが、近くにはいたくないので、距離をあける。
私がそうだったように、諭しても無駄だと思うから。

アドバイスは求められた時しかしない‥というのは、先日読んだ佐々木俊尚さんの本「広く弱くつながって生きる」で学んだ。このアドバイスは私にとって本当に貴重だった。

 


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