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2019年3月

あるある

久しぶりに完全週休2日!

と思ったら、頭痛がひどくて寝たり起きたり。

休みになると体調崩す…。


亀屋泉堂さんの葛

日中温かい日も増えたけれど、気を緩めるとまた寒い日も戻ってきてなかなか落ち着かない。
それでもやっぱり冬はもう終わりなんだなと思う。

こういうちょっとした寒さには、暖房よりも温かいものを飲むことで、わりと乗り切れる。

今年は白湯を飲むことが例年になく多かった。

お茶や珈琲を飲むこともあるけれど、ちょっと作業に集中してしまうと、途中で飲むのを止めてしまって、気がついたらすっかり冷めていたというのが多く、冷たい=美味しくない‥というはずはないのだが、なんとなく美味しく感じられなくなりしぶしぶ飲むという羽目になるのだった。

白湯は温かいときは、身体を温めるため、冷めてお水になるとなんだか身体の水分補給というイメージが私の中にあり、なぜか冷めても気にならない。
トイレが近くならないのもいいし、何よりポットからそのまま注げばいいだけというのもずぼらな私には楽だった。

朝一番の白湯のお供は、オフィス近所にある亀屋泉堂さんの葛だ。



当初はいわゆる葛湯として飲んでいたのだが、葛湯こそすぐに飲まないと固まってしまうので、これが結構厄介だった。
今は、白湯を飲みながら、葛を割ってほんのり甘い葛をひとかけらずつ口に放り込んで、和菓子のように楽しんでいる。
甘すぎないところがいい。

血糖値が上がるのか、頭と身体が少しずつ動き出してくるのがわかる。

そろそろ手持ちの在庫がなくなってきたので、また買いに行こう。
もうしばらく、朝の白湯+葛のかけらの組み合わせは、続きそう。

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ニットの手入れ

このところの新しい習慣。
その日に着たニットを専用のハンガーにかけて、湿気や熱をとって、それから丁寧に洋服ブラシをかけるようになった。
ブラシは以前に天然毛のものをいただき、そのまま出番なく眠っていたものだ。

「フランス人は10着しか服を持たない」という本を読んでみたら、もう少し服の手入れがしたくなった。
それがきっかけ。

この本が売れていたのは知っていたが、きっとオシャレなパリジェンヌの着回し術みたいな本だろう…とタイトルから推測して読んでいなかった。
たまたまKindleのおすすめに出てきてサンプルダウンロードをしてみたら、洋服に関しての話はごく一部なことがわかり、面白そうなので読んだみた。

アメリカ人女性の著者がフランス留学中にホームスティをしていたご家庭の奥様マダム・シックの生活スタイルに感銘を受け、自身も少しずつ物の見方や暮らし方が変わっていくというエッセイと実用本の合いの子みたいな本だった。


テンポの良いリズムと読みやすい文章、何より私にとって面白かったのはアメリカとフランスの暮らしに関する意識の違いだ。

消費文化と暮らしそのものを大切にする文化の違いを読んでいるうちに、ふと手持ちのニットの始末をしたくなり、お気に入りのニットの手入れをしたくなり…冒頭の話に戻る。

洋服ブラシのことをネットで検索してみて知ったのだが、お店に置いてある状態から、実際に身に着けたその後のニットには相当に差がある。
これは実際に袖を通すことで、編み目があちこちに伸びてしまうのと、それから隙間にホコリが入ってきたりすることが原因のようで、これを整えるのにブラシを使うというのだ。


やってみると確かに随分と見た目が違う。
全く梳かしていない髪ときちんとブラッシングした髪の違いみたいなものだな…と妙に納得。

靴でも洋服でもそうだけれど、身の回りのモノをきちんと手入れをしているとそれだけ色々な場面で慌てないで済む。

わかってはいるのだけれど、なかなかこれが難しいのだよね。




シシリア@六本木

朝一番で仲直り。

仕事帰りにメンバーと立ち寄った老舗イタリアンのピザは、薄々で相変わらず美味しかった。

仕事はぼちぼち。

大学もぼちぼち。

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三寒四温

昨晩から、ひどくだるく、疲れていた。
三寒四温というが、私はこの時期のお天気のみだれに極端に弱い。

 

朝、目が覚めたら、まったく疲れがとれていなくて、うーん‥となった。
こういう自分の微妙な身体の弱さが嫌いだ。
どこがどう悪いというわけでもなく、熱が高いわけでもない、うっすらとした頭痛、身体のだるさ、気分の低下‥。
子どものころからずっとそうだ。

 

具合が悪いといえば、「またか…」「怠け病」と家族に嫌な顔をされ、我慢して黙っててさらに具合が悪くなり、「なぜ、早く言わないか」と‥。
子供の頃は、そんなことの繰り返しだった。
自分でも性格が我慢強くないという自覚があるので、きっと他の人はこのぐらいのことならやり過ごしてしまえるのだろうな‥と思うとますます嫌になったし、今も嫌である。

 

人と暮らすのが嫌な理由は多分にここにある。
人は具合が悪く弱っている人が近くにいるのをとても嫌う。
それを許し、優しくできるるのは1日だけなのだ。

 

一人で暮らしていれば、具合が悪ければ不機嫌なまま引きこもっていられて、元気になるまで人に会わなければ済むことだ。

 

病気が心配だから結婚したいという考えに共感できないのは、病気のときこそ、一人でいたいと思うからだと思う。

 

こんな感じでスタートした一日。

 

本日の予定は、当初は隅田川公園あたりまで、長距離散歩しようか?という話になっていたが、よく考えると隅田川公園は花見散策で人が多くて、くるみ(ミニチュア・シュナウザー もうすぐ1歳)につらいのでは?という話になった。

 

私がそういうことを言い出すということは、これはなんだか疲れていて調子が悪いのだろう‥と察した同居人。
では、今日は自分が朝晩の散歩をしてくるみのお世話係をするから、晩ごはんの買い物を兼ねて、新しくできたPARCOの酒屋に一緒に行こう…と言い出した。

 

これだと、面倒なことはやってあげるから、一日ゆっくりしていなよ。
でも、二人でちょっとはお出かけしようね‥と聞こえる。
ありがたいし、かわいいではないか、こやつ。

 

お言葉に甘えて早速だらだら…と。
読書会の打ち合わせで教えてもらった粗茶一服シリーズがすこぶる面白くて、コタツから出られなくなった。
そもそも気温が低いというお天気予報がますます私を外出から遠ざける。
同居人は同居人で私が観たがらないホラー映画かなにかをスマホで眺め、とても静かな休日。

 

だらだらと昼風呂に入り、彼の作った昼ごはんをだらだら食べて、堕落しきっているところに、同居人が風呂から出てきて、こうのたまうではないですか

「ところでくるみの散歩何時に行く?」
「買い物もあるし、クリーニングも取りに行かなきゃいけないから、俺は散歩の途中で離脱しようかな…」

??????

 

なんのことですか?
外出する気なんてまったくないから、まったくないからもちろん、化粧もしていない。
今朝の話とちがうではないか?
と、言ったら、「そんなこと言ったっけ」と言い出し、出掛けたくないのもあるし、そもそも私が悪いような気がするので、なんだか無茶苦茶にイライラする。

 

同居人は、おそらく女性に嬉しがらせることを言って、そのあとすっかり忘れるというのが多い人だ。
その悪いクセには少し慣れてきたが、今日のように体調が悪いと「あんたはいつもいつも」とキレてしまう。

 

長い友達付き合いなので、どんな女性と付き合っていたかというのは、断片的に聴いているが、どう考えても社会的にマトモじゃない‥という相手が多い。
なんでそうなんだろう?と友達時代は不思議だったが、なんのことはない、マトモな女性だったら、キレるだろう‥と思われる行動が多いからなんだな‥と思う。
ましてや、それを表に出して怒らないタイプの女性だったら、スーッといなくなるだろう。

 

ブチッと切れて、全部そのあたりを言ってやろうと思ったら、察した同居人はくるみと出掛けて行った。
逃げ足は早いのだ

 

が、その後も双方不機嫌は続き(多分同居人は、私が何を怒っているかも気がついていないところに、また腹が立つ)、晩ごはんを食べながら会話はあるものの、ものすごく不自然な空気が流れ、この日は就寝。

きっとくるみがいなければ、私がそのまま怒って一晩家を空けただろう。
「子はかすがい」というのは、犬にも通じるようだ。

 



 



 




読書会計画

冬に逆戻りしたような朝。
なかなか布団から出る気に慣れず、
数日ぶりに寒さに備える服装で出かける。

仕事を終えて、神保町の学士会館へ。
久しぶりにこちらのレストランでゆっくりランチを‥と思っていたが、この日は予約が取れず、初めて中華のほうへ。
外観もレトロだけれど、内装も素晴らしくて、天井の高いここのレストランは、いつも気分がゆったりする。

読書会の具体化について、あれこれ話し合う。
当初は、平日の早朝を考えていたが、美味しいものをゆっくり食べる土曜日のランチ付き読書会はどうかな?という話になる。
なんとなく、本が好きな人は美味しいものを食べるのも好きなのでは?と、私の半径5メートルの話だけれど。

人数を集めようと思うと、本も読みやすいものがいいような気がするが、読書を広めようという目的のある会でもない。
私と一緒にやってくれるパートナーのTさんが二人で楽しめることを第一に考えて、本を選んじゃおうということになる。

そう考えるとこの学士会館もいい場所だなぁ‥という話になる。
となると、その少し先の如水会館も?という話になり、如水会館に移ってこちらでケーキとお茶をいただく。
こちらもすごく雰囲気が落ち着いていていい感じだ。
なんとなく骨格が決まって、あとはそれぞれの作業を進めましょうとなる。
楽しい時間だった。

帰り道の錦糸公園は、相変わらず気温が低く寒いまま。
それでも桜は開き出すと止まらないのか、かなり開花が進んだような気がする。
そんなお天気なのでシートを広げて、お花見をする人はほとんどいないけれど、それでも随分と人が出ていて、桜を眺めたり、スマホで写真を撮ったりとそれぞれに楽しそうに。

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プリズン・ブック・クラブ--コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年

仕事が予定よりだいぶ早く終わって、
ランチは自宅にしようか?
はたまた、近所の中華屋さんで鶏そば?、
浅草橋の中華屋さんの定食も
などと、考えながら帰り道。

そうだ、リベンジで美味しいパン屋さんでパンを買って食べるのだ。(←食べ物についての恨み根深く、長い私)



朝ごはんの分のパンも買って満足。

午後のZoomでのコーチングがお客様都合で、キャンセルとなり、読書の時間に振り替え。

図書館から借りて、とっても気に入ってしまった「プリズン・ブック・クラブ--コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年」。
カナダの刑務所で囚人たちむけに読書会運営に携わった著者による本。

読書会の囚人メンバーがたちはさまざまなバックグラウンドを持ち(当然なのかもしれないが不幸な幼少時代を過ごした人物が多い)、犯罪内容もギャングのメンバーから、薬物の売買、強盗、殺人もバラバラであり、持っている宗教も各自いろいろだ。
彼らが一緒に物語を読むことで、それぞれの登場人物や作者について考え意見を述べ、その意見を聴いてまた各自がいろいろと考える。

本という媒介によって通じあえ、理解し合える著者と囚人たち。読書会が進むたびにその関係が静かに深まっていく。

少し前から読書会をやってみたいな‥と思い、私もただいま計画中。
一人でやるのはちょっと運営に自信がないな‥と思い、この人とならぜひ一緒にやってみたいと思って、知人にお声がけしたら、彼女もすっかりやる気になってくれた。

何をどうやるのか、まだまだ混沌としているけれど、どこかの段階でこの本も取り上げたい‥と思っている。

仕事が煮詰まったところで、くるみ(ミニチュア・シュナウザー、もうすぐ1歳)と親水公園にお散歩。
20℃越えの気温で温かく、公園は桜も咲き始め、お散歩をゆっくり楽しむ人が多かった。

同居人は、とてもプレッシャーのかかる仕事をやり終えたようで、朝とはうってかわって機嫌がいい。
あまりよく喋る人ではないため、機嫌がいいか悪いかはよく喋るかどうかですぐわかる。

初めて会った頃は、まだ10代で風貌的に感情の読み難い印象があったけれど、一緒に暮らしていると喜怒哀楽がわかりやすい人だということがよくわかる。
機嫌の悪いときは、美味しいものを食べさせるとあっという間に機嫌が良くなるというわかりやすさに助かる場面が多い。

夕食後は、小泉今日子と柄本明という組み合わせの「センセイの鞄」を観て、悪くないけれど、やっぱり原作が良過ぎた。
これは原作超えはむずかしいと思う。
2時間では、あのゆるゆると進む時間の流れ方は出せないのだろうな。







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朝ごはん

知らない間に、ココログの投稿画面が変わっていた。

東京は今日も20℃を越える最高気温になるらしい。
そして明日の最高気温は12℃なのだとか。

昨晩のホワイトアスパラガスをバターと煮た汁の残りを使って、コンソメを足し、チーズを入れて雑炊を作る。
ハーブミックスをふりかけるとその香りでなんでも美味しく感じるというのが最近の発見。
ついでに残っていたソーセージも茹でて。
今朝の朝ごはん。

朝ごはんには、必ず温かいものが1つは欲しい。

昨日は、同居人がコンビニにでもありそうな、だいぶ前に作られて冷蔵庫で冷やされていた冷たいサンドイッチと、これまたさっぱり美味しくない安い牛乳をスーパーで買ってきて、冷たいまま出してきた。

内心は「はぁ?」という感じだったのだが、まぁ買ってきてしまったものに文句を言うのも‥と思い、口数少なくいただいた。

私は朝ごはんがものすごく好きだ。

平日の朝ごはんは、基本的に土鍋でお米を炊いて、鰹節を削って味噌汁を作り、干物を焼いて、ぬか漬けを切って出すというのが基本。
好きだから全然面倒に感じない。実際30分ぐらいしかかからないし、たいした面倒もない。
(玄米だともうちょっとかかるけれど)
その間に、同居人は犬と散歩に行く。
朝ごはん作りのスキマ時間に、犬がじゃれつくのでいつもはできないコロコロをカーペットの部分にかける。

週末やお休みは、同居人が作る。
大体はパスタが多いのだが、この日は美容院に行くのに大蒜の入ったパスタを食べて行くのは‥と、ゴニョゴニョ言い出し、朝食のための買い物に行って帰ってきたら、冷たいサンドイッチだった‥という顛末だ。

私はそもそもパンがあまり好きではないので、コンビニやスーパーでパンを買って食べるというのはほとんどない。
基本的にはきちんとしたパン屋さんでのみパンを買って食べる。
お米は大好きなので、コンビニのおにぎりも買うし、冷凍のチャーハンも好きだ。

好きなものとあまり好きでないものというのは、美味しいものしか食べられないか、対して美味しくなくても食べたいと思うかの差かもしれない。

そもそもの手抜きも腹立つ上にさらに私の嫌いな美味しくないパン‥。

若い頃なら、そのままブチッと切れて、いかに私にとって朝ごはんが重要かを厳しく言い聞かせたと思うが、もうそれなりに年齢も重ねたので、そんなことをすれば双方の間に終日嫌な空気が流れるので、タイミングを見計らって言うこともできるようになった。

とは言え、タイミングを見計らって、優しく話すとこの同居人、さっぱり覚えないんだよな‥、というのがある…。
犬のしつけも難しいが、パートナーも似たよようなものかも…。

錦糸町にPARCOがオープンした。
中におしゃれな酒屋さんがあるらしく、そちらで同居人が竹鶴を手に入れてきたので、夜はコタツで熱燗をいただきながら、「舟を編む」を観る。
娘も母もすごくいい映画だと言っていたので、気になっていた。

原作は読んでいたので、あらすじは知っていた。
わたしがとても印象深かったのが、主人公の二人の暮らすアパート早雲荘。
きっとセットなんだろうと思うけれど、あちこちの磨りガラスが無機質な今のガラスと違っていて、すごく温かみがあって惹かれた。
古い住居の磨りガラスや飾りガラスが自分は好きなんだ‥と気がついたのは、ここ2年ぐらいだと思う。

それから主人公(松田龍平)の本に囲まれた部屋。
褪せた畳の色、古い紙の匂い、埃っぽさがそのままリアルに想像できる。
祖父の部屋にも同じ空気がただよっていた。

お酒で言うなら、熱燗というより「ぬる燗」という印象。
無理なく引っかかりなくすーっと身体に入ってくるけれど、ほんのり温かい。 そんな映画だった。

11.6インチの小さな画面のMacBookAirで観るAmazon Prime Video、自宅のコタツで熱燗、横では犬がスヤスヤと眠る。
大きくて立派な(?)幸せより、小さい幸せがこちょこちょある方が好きなんだろうな。





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居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書

流れてきたTweetを見たら、そうそう私もそういうの読みたいわ…となった。

その昔、愛読していたそういうブログは気がつけば、ブログそのものが閉鎖されたり、更新頻度が落ちてるなぁ‥と思ったら、そのまま放置されてしまっていたり‥というのでずっと物足りない気分でいた。

そういうちょっとした心の動きみたいなのは、InstagramとかTwitterに移ってしまったのかもしれないなぁ。
でも、私にはちょっと文字数が少なすぎて、やっぱり物足りない。
なきゃ困るものではないけれど、あったらうれしいもの。

しょうがないから、自分で自分のためにささやかなことでも書こうかな‥となんとなく再開する気になった。
だらだらと、ぼちぼちと‥。

朝の犬との散歩で行くいつもの公園。
川津桜が葉桜になったな‥と思ったら、枝垂れ桜が咲き始め、ソメイヨシノもおそらく今日には開きそうだ。
桜が咲き始めたね‥という話になると、この週末は冷え込むらしい。例年咲き始めると雨が降ったり、ひどく気温が下がったりしている気がする。

黒タイツが急に暑苦しく思え、重苦しく見える気がして、ストッキングを探すが見つからず、慌ててストッキングをまとめて買う。
これも毎年だ。

そして、桜の開花時期までくると、花粉の飛散が弱まるのか、単純に慣れてきたのか、そう気にならなくなってくる。


「居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書」を読了。
書評を読んで、面白そうだなぁと思ったら、その日のうちに本屋で見つけてしまい、運命を感じてお買い上げ。

精神障害者の通うディケアにセラピストとして勤めた著者がその体験を通じて、ケアとセラピーについてその違いと重なりを続いた本。

デイケアの実態、著者の戸惑いや喜び、そして精神医療の学術的な説明…、それぞれがリズムよく書かれており、あっという間に読み終えた。

2019年のベスト5の1冊に入ること間違いなし。
同じ著者のその他の書籍もレビュー評価も高いし、とても面白そう。

こちらの本を出している医学書院という出版社の本が、またどれも面白そうで悩ましい。
社名の通り、医学に関する専門出版社なのだが、一般の人でも読みたくなるようなタイトルの本も多く、金鉱に当たったのかも。
一方で、専門出版社の本は、一般書籍に比較すると高くて、金を溶かす場所に当たってしまったのか…とも思う。

本を読んで身体がかたまってくると、ちょっと片付けたり整理したりと家事をやって、また本を読んでというような休日。




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愛ある生活。豊かな生活。静かな生活。

このブログのタイトルのサブタイトルのような形であげている「愛ある生活。豊かな生活。静かな生活。」

自分の人生で目標とかこれだけはやり遂げたいというようなことが、これまでの人生でまったくない私だけれど、こういう状態がいいなぁというのが、この「愛ある生活。豊かな生活。静かな生活。」。

「『豊かな生活』ってどんなことを指しているのですか?」と、時々聞かれます。
確かに、「豊か」って人によってイメージ違うかも。

私が思っているのは、以下のようなこと

・これは今の私が読むには、ちょっと難し目だなぁ‥と思う本を読むエネルギーと時間があること

・いろんなものをじっくりゆっくり味わえる余裕があること

・上滑りなお付き合いだけの会話じゃなくて、一つ一つの言葉に考え込んだり、何かを感じたりするような会話があること

・簡素な衣食住を続けられるような暮らし
(簡素な暮らしって、手入れがきちんとできることが実は大前提。忙しいとお金あっても、このあたりとっ散らかしで無理。私の場合)

人によっては、「ええ、それ全然、豊かな感じしない〜」と思う人がいても全然不思議じゃない。

今年は確定申告も早々に済み、諸事情あって仕事も減らす方向に持っていっており、花粉症がきついことを除けば、わりと目指す状態に今なっているはずなんだけれど…。

私自身がなんか落ち着かない。
瞑想したりとか、好きな本を読んだり、ぼーっとお茶をしたりしていると、「あれ?こんなことしていていいんだっけ?」という声が自分の中からやってきて、気がつくと本のページだけが進んでいたりする。

どうやら、自分の好ましい状態(「愛ある生活。豊かな生活。静かな生活。」)を実現するために、バタバタ忙しい生活をしているうちに、バタバタしている落ち着きのないのが癖、もしくは習性になってしまい、どうやら好ましい状態を好ましく感じられなくなってしまったみたい。
本末転倒というかなんというか…。

ということは、好ましい状態を存分に味わうには、最初から好ましい状態で生活していないとダメってことかも。
え?
でも、それができないからバタバタあれこれしているはずなのに?

‥というようなことを考えてみたのだが、今すぐ好ましい状態を味わって、何が問題なのか?と改めて考えると、子育ては卒業しているし、仕事は自由業だし、何も問題がない‥。
多分、一番の問題は私が終始バタバタしていることに慣れすぎて、気がつくとバタバタする状況に自分を追い込んでいるんだということがわかった。

こういうのも自分の敵は自分って言うのかな…。


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