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ニットの手入れ

このところの新しい習慣。
その日に着たニットを専用のハンガーにかけて、湿気や熱をとって、それから丁寧に洋服ブラシをかけるようになった。
ブラシは以前に天然毛のものをいただき、そのまま出番なく眠っていたものだ。

「フランス人は10着しか服を持たない」という本を読んでみたら、もう少し服の手入れがしたくなった。
それがきっかけ。

この本が売れていたのは知っていたが、きっとオシャレなパリジェンヌの着回し術みたいな本だろう…とタイトルから推測して読んでいなかった。
たまたまKindleのおすすめに出てきてサンプルダウンロードをしてみたら、洋服に関しての話はごく一部なことがわかり、面白そうなので読んだみた。

アメリカ人女性の著者がフランス留学中にホームスティをしていたご家庭の奥様マダム・シックの生活スタイルに感銘を受け、自身も少しずつ物の見方や暮らし方が変わっていくというエッセイと実用本の合いの子みたいな本だった。


テンポの良いリズムと読みやすい文章、何より私にとって面白かったのはアメリカとフランスの暮らしに関する意識の違いだ。

消費文化と暮らしそのものを大切にする文化の違いを読んでいるうちに、ふと手持ちのニットの始末をしたくなり、お気に入りのニットの手入れをしたくなり…冒頭の話に戻る。

洋服ブラシのことをネットで検索してみて知ったのだが、お店に置いてある状態から、実際に身に着けたその後のニットには相当に差がある。
これは実際に袖を通すことで、編み目があちこちに伸びてしまうのと、それから隙間にホコリが入ってきたりすることが原因のようで、これを整えるのにブラシを使うというのだ。


やってみると確かに随分と見た目が違う。
全く梳かしていない髪ときちんとブラッシングした髪の違いみたいなものだな…と妙に納得。

靴でも洋服でもそうだけれど、身の回りのモノをきちんと手入れをしているとそれだけ色々な場面で慌てないで済む。

わかってはいるのだけれど、なかなかこれが難しいのだよね。




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