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うらやましいもの

どちらかといえば、あまり人をうらやましがらない性格だと自負しているし、他人にもそう言われることが多い。
身の程をわきまえている…と言えば、聞こえがいいかもしれないが、実態は諦めが早いのだと思う。

これは多分に両親の子育ての影響だと思う。
うちの両親は、基本的に子供が何か欲しいとか、して欲しいとか言うと、「わかった、今度ね」というタイプで、リクエストを却下しない人たちだった。
ところが、これはいつまでたっても実現されないのだ。
後で考えると、お金で解決できる問題はすぐに解決される。
解決されないのは、親自身が自分の時間を使ったり、頭を使ったりしなくてはいけないリクエストだ。

こういうことが続くと、多分、私のように諦めの早い子供が育てられるのじゃないかと分析している。

そんな私でも、他人の話を聞いていて、毎回羨んでしまうのが、体力の差異だ。

特に休暇明けの話。
仕事で会う人々からも、友人たちからも、旅行に出かけてストレス発散、気分をリフレッシュというのをよく聞く。

私にはそういうのができないのだ。
経済的問題とか時間的問題ではなく、毎日と違うことをするとものすごく疲れてしまうのだ。
もちろん、楽しいのは楽しい。
行って良かった‥と思うことが大半だ。

ところが、そこから日常生活に戻って、ものすごく疲れている自分を感じて、「あー、疲れた」と言葉が出てしまう。
そして大体、そこから次の週末の休みまでそれを引きずる。

旅行に出かけてストレス発散、気分をリフレッシュして、仕事を頑張るぞ!なんて思ったことは、20歳から30年近く働いているが一度も思ったことがない。

若い頃は組織で働いていたので、休み前には山のように仕事を前倒しで片付けて、行く直前にへろへろ‥というのがよくあった。
そんな中で、旅行に行くから駄目なんだ…と思っていた。

もう今はそういう仕事の仕方をすることはない。
だから、いつも通り毎日3時間〜5時間ぐらい仕事をして、旅行なりお出かけなりとなるのだが、やっぱり次の日はものすごく疲れている。
基本的には、土曜日1日少し遠くに出かけたら、日曜日は何もしないでダラダラしていないと疲れる。

しかも、私は基本的にあちこちを精力的に観光地を回ったりする旅行はあまりせず、どちらかといえば宿泊施設にこだわってぼーっと滞在したいタイプだ。

多分、自分のよく知らないエリアに行くというのに、すごく緊張するのだ。
刺激も多くて、興奮するのもあるだろう。
外食が続くのも苦手だ。
それから知らない場所に行くと思うと、準備やプランをせずにフラッと行けない。行く前から実はこれが結構なプレッシャーである。

こんなんだから、自分のフランクリン・プランナーに楽しい予定だろうが、仕事の予定だろうが、とにかくあれこれ入っているともううんざりしてしまう。

少し前に顧問先の若手が、お休みをとって北欧方面を回ってきて、お土産をいただいた。
前日ぎりぎりに帰国して、翌日から出社と聞いて「若いってうらやましいわ‥」などと話したけれど、私には子供の頃から一貫してそんな体力と気力があったことがない。

これがもう旅行に行っても、まったく楽しくない‥というのなら、行かなきゃいいのだが、行っているときはやっぱり楽しいのでややこしい。

先日も一泊二日で遊んできて、やっぱり帰ってきて、疲れた私を見た夫に、「遊びに行って疲れた‥って、それ駄目でしょ」と言われた。
まぁ、本当にそうんだよね‥と思うし、夫がうんと遊ぶと、元気になるタイプなので、そう思うんだろうなぁと。
そして、夫タイプの人が世の中の主流派なんだろう。

もう48年間そういう人間なのだから、この先突然、体力がついて、ガシガシ行動的になることはありえない。
それも、そういう人を見ると、心の底からうやらましいと思う。

よく自己啓発の本なんかに、他人と自分を比較していいことはない‥と書かれている。

そんなのわかってるんです。教えてほしいのは、その止め方なんだけどな‥と思う。

さて、私のお休みらしく、犬と近所の公園にリフレッシュしに行こうかな。

 

20190915-152219

 


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